DUCATI F1/F3 club

SUZUKI GSX1100S KATANA

2000 FinalEdition new


エンジン形式 4ストローク空冷 並列4気筒
バルブ 1気筒4バルブ
総排気量 1074cc
ボア×ストローク 72.0×66.0mm
最高出力 111ps/8500rpm
最大トルク 9.8kg-m/6500rpm
圧縮比 9.5:1
バルブ駆動 DOHCカムチェーン駆動
オルタネータ 230W
バッテリー 12V-14Ah
全長×全幅×全高
(空車時、ウィンドシールド上端まで)
2260mm x 715mm x 1205mm
ホイールベース(空車時) 1520mm
シート高(空車時) 775mm
燃料タンク容量(リザーブ容量) 約22(約4)L
車輌重量(満タン、走行可能状態) 250kg
最高速度 240km/h 以上
定地燃費(60km/h走行時) 25.1km/L
製造期間 1981年 - 2000年
新車価格 99万円

2012/9/15 ODO:3723-3831km

1980年発表、翌1981年に生産開始され19年に渡り生産されたGSX1100S。2000年に1100台のみ最終生産された極上のファイナルモデルを縁あって捕獲。
京都の会社経営者よりご自身の構想でカスタムしたすばらしい作品をご縁があり譲って頂きました。その節はありがとうございました。

ヨシムラ車検対応バナナチタン管とステップ、逆輸入車フルパワーkit、純正キャブにK&Nパワーフィルター仕様。ブレーキや足回り他完全ノーマル。外装は嬉しい赤銀モンジュイカラー(笑)。
ベタなカタナカラーよりも赤銀が素敵。ノーマル外装他フル完備ですので完全ノーマルにいつでも戻ります。シートは純正の黒グレー付けてもいいかも。

実はカタナに初めて乗りました。1988年GSX-R750に当時新車で買って2年間乗ってましたが、結構同じようなエンジンフィーリングです。(24年も前ですが。。)
この個体は2700rpm前後に振動があり手が痺れます。街中で結構使う領域ですが慣れるしかない。5速トップギアでは70-75km/hほどの一瞬なので高速ツーリングでは殆ど気になりません。
乗った感じはスリム!F1に似た感覚があり、部品を落としながら走るポンコツ加減も似ています(笑) 
今までDUCATI(カジバ)エレファントや、最近までBMWを2台乗り継いだこともありますが、今となっては大きさは全然感じずとってもコンパクトでシートも疲れないしとても乗りやすいです。

ポジションはハンドルが少し遠い感じがしますが垂れ角も絞りもイイ感じなので疲れ知らずです。ヨシムラのステップは少しだけ上過ぎて窮屈、80年代なポジションです(笑)
タイヤはF19インチ、R17インチでアメリカンのようなサイズですが、、ドカのようにリアで曲げていく感覚が身についているのか、全くクセ無く素直なハンドリングに感じました。
タイヤは3年前のダンロップK300GPでリアはそろそろ替え時。
クラッチはワイヤー式ですが標準装備の電動パワークラッチがめちゃくちゃ軽くて驚きです。でも渋滞時等ではバッテリー消費が多くトラブルの元みたいですが、
WestCoの強力プラチナバッテリーWCP15L交換済み、適切なメンテで乗り切って使っていこうと思います。

高速走行は小さなスクリーンが絶大な効果を発揮し上手く風を遮ります。この辺りも走行感覚は同年代のF1と似た感覚ですが更に良い感じ。カタナは高速巡航するバイクなのでしょうね。
加速などBMW K1300S/R1100Sや私のF改900の方が断然速いですが、750F1とは同等か少し速いぐらいと思います。
街中は空冷ならではのまるで生き物のようなエンジンが素晴らしく良い。こちらも圧縮上げハイカム入れてもう少しどう猛な生き物にしたいがちょっと我慢。。
タンクは22L入ります。燃費も良いし長距離も楽そうです。
ミッションはF1同様5速ですがタッチは良くニュートラルも出やすく凄く扱いやすい。ギヤ比も吟味されており日本の道路にまさに最適。
現状でもはっきり言って街中も高速も前のBMWより楽しいです。遂にBMWを降りる日が来ました。BMWは自分には優等生すぎて大きすぎました。
K1300Sはついつい飛ばしがちな自分には、命と免許がいくつあっても足らない気がします(笑) R1100Sはいいバイクでしたがもう少し小さかったら欲しいかも。
このバイクとどんな思い出を作っていくのか楽しみです。しっかり整備して大切に乗ろうと思います。DUCATI F1と共に一生乗っていくつもりです。正直惚れました(笑)




2012/9/28 ODO:3970km

リアタイヤ交換(K300GP→BT45v)(130/90V17 TL)13600-
快適性と耐摩耗性を求めてブリジストンBT45vに。 ダンロップK300GPは摩耗限界のせいもあるが高速の段差がちょっと気になったので。BT45vは乗り心地最高、パターンはダサイ(笑)
前後スプロケ&チェーン交換 (DID630→RK530コンバート)
殺人的重さのチェーンと巨大鉄スプロケを交換したかったので交換。6.7mm厚!!のリアディスクも殺人的だが部品がないよー。スプロケは前16T/後41T サンスター製、チェーンはDIDからRKへ。
フロントブレーキパッド交換(TOKICO純正→グッドリッジRGH53)
空走感のある純正と全く比較にならない4ピストンらしい効きになりました。GHシリーズは10年ほど前から信頼を寄せています。
RGHはドカでレースをしていたときから使用しており、効き始めがナチュラルでディスクが暖まるほどブーストがかかる感じで最高。カーボンパッドなので攻撃性が少なくディスクが長持ちです。
ステンメッシュブレーキホース取付
純正っぽいブラックでステンフィッティングを選択。とってもカチッとした効き。これでブレーキは不満無し。
GARUDA HID取付
購入時に純正からマーシャルのレンズと明るいイエローバルブに変わっておりましたが、夜道走行中に普段HIDに慣れた目で見るとちょっと恐怖を感じたので装着。
ゲタ代わりの実用バイクなので安全性重視しGARUDA 汎用H4H/L TypeP 6000kを選択。とってもデカいバラストは...ライト上のカウル内に装着。なんとかきれいに付きました。
イリジウムプラグ
NGK DR9EA→DENSO IX24に交換、予備D8EA
ETC一体型取付
ライト上、スクリーン内に装着。メーターBoxと干渉しないようスクリーンをゴムワッシャーで3mmほど前進させ何とかスマートに付きました。


2012/10/1 ODO:3980km

YOSHIMURA TMR-MJN40キャブ取付
ミクニTMR40のヨシムラキャブ。早く付けたくて納車日に注文。(笑) 街乗りゲタ仕様なのでK&Nパワーフィルター仕様だけどいつかファンネル仕様にしたいところ。
純正の負圧キャブとは全く違います。ちょっと高いけど対パフォーマンスは凄い。チョークもあるしアイドル調整も簡単で、機能性と整備性も最高です。たぶん燃費も稼げると思う。
デメリットはアイドリングでベリベリ、スロットルオンでピューピュー、とっても煩くなるところ。。ヨシムラのスロットルがハイスロ過ぎてデザインも気に入らないので純正に戻す予定。(現在純正スロットルパイプを組み合わせて使用中)



以上、ほとんど一気にやってしまいました。タンクもカウルも全てバラしやすく整備性が良いです。好き、このアナログバイク(笑)
あとはウオタニ待ち10月中予定。点火系終えたらひとまず完結予定。 足回りはリアオーリンズ(黒バネの)オーダー中で11月末予定。ハイカム&ピストン&ヘッド加工はずーっと先々の目標で。
信頼性がありロングツーリングもこなせるようなバイクになったところで、ノーマルの雰囲気を崩したくないのでカスタムはこの辺りまで。ホイール等もそのまま綺麗に永く乗っていくつもりです。 
あとはこのバイクで一杯思い出を作っていくだけです。 久々の「Made in Japan」、いいですね。


2012/10/11 ODO:4070km

ウオタニ SP2フルパワーkit取付
高価なユニコーン製逆車フルパワーガバナ点火ユニットが付いていましたが外して、国内仕様のデジタル点火に戻しウオタニ装着。
フィーリングは吹け上がりが軽く更にビュンビュン回るようになりました。同じくY製のリミッターカットも外しましたが問題無くリミッターは作動しませんでした。






2012/10/14 ODO:4520km

大山ツーリング
初のツーリング。不安でしたが何も問題無し。部品も落とすことなく無事帰宅(笑)。トータル燃費は18.1km/lとあまり良くなかった。
妻の希望でタンデムバー装着(TNK製)。凄くダサい...。もしかしたらと思ったアメリカン用のサイドバッグも似合わなかったので,,バグスターのリアバッグを左サイドへ。。
タンデムツーリング用にTNK製3cmアップの安物クリアスクリーン装着。(純正スクリーンは定価33600円!なぜここまで高額?)

飛ばせば肩への風圧が凄く全伏せ必須とやはりフレームがよれる。。しかし足回りはしっかりしており乗り心地は良く素直なハンドリングも特筆モノ。
ファイナル純正シートは最高で後席含め滑らずこんな快適なシートは初めて。欲言うと2cmほどアップにしたい。赤白シートは後席の表皮がちょっと厚くて滑るらしい。
取り回しは軽くはないが巷で言われるほど重くはない。街乗りも以外と楽だし、峠もハイスピードクルーズもそこそこ楽しめる。
60km~120km/hほどでゆーっくり景色を見ながらツーリングするのが一番似合ってるバイクだと思う。




2012/11/24 ODO:4650km

●Ohlins リアサス取付
地味ぃーなレジェンドツイン。ようやく入荷してきたので装着。まだ馴染んでないがポヨ~ンとした大味の純正よりもスコスコ動くししっかりした感じはする。長距離で期待。
重量は新型アルミシェルなので軽量。純正2.2kgに対し1.7kg。2本で1kg軽量。ついでにGSX-Rの純正中空リアアクスル&ナットに交換。合計バネ下1.5kg減。 
これでカスタム完成形だ。




2012/12/29 ODO:4688km

フロントタイヤ&フロントホイールベアリング交換
タイヤはリアと同じブリジストンBT45vへ 100/90V19 TL。このアメリカンみたいなタイヤは10800円、安い!
フロント周りで感じていたゴロゴロ感が皆無になりとってもスムーズに。完璧だ。もうめちゃくちゃ乗りやすい。日本一周にでも行きたくなるよ。。
誰かこの乗りやすいカタナに乗ってみてくれ!すごく楽しくてとっても楽、かっこいい。こりゃ安い、うまい、速い!だよ(笑)




2013/1/12
カタナ気に入りすぎてBMW K売っちゃったよ...。



2013/7/12 京都美山ツーリング ODO:4978-5274km
合田さんのF1と行ってきました。いいツーリングでした~ ベルリッキの快音を聞きながら。あ~天国。。



なんとなくシートと左のステップを純正に替えてみました。ステップは激重鉄製のゴムだらけなので振動吸収しツーリングには最高。
こうしてだんだん純正に戻っていくのかも(笑) カウル、マフラーと一度だけでも純正に戻して楽しんでみようか思案中。
今回のツーリングで再認識。ベタ惚れ、いいバイク。 フレームだけちょこっと溶接して補強したい以外は完璧。

2014/2/28 ODO:5390km ノーマル戻し



Facebookのカタナ会ページで見かけた上画像がなぜかかっこ良すぎてノーマル戻しを決意(笑)これぞいぶし銀。空冷っぽいエンジンの造形も最高。
これをわざわざブラックアウトするなんて(T_T) いつか総シルバーエンジンにしたい。マフラーもクロームメッキにしたい。おやじになってきた証拠だ(笑)



まずは銀仕様へ。この仕様がいいかな?...



ついにマフラーもノーマルへ。ヨシムラチタンバナナ管5kgに対し純正レンコンマフラー16.2kg。ステップも右側1.3kg→3kgへ(共にリアマスター含)と重いけど、、
窮屈だったステップポジションが余裕あるポジションに。タンデムもかなりステップ位置が下がったので快適でしょう。
重心位置が下がってBMWのような超安定マシンになりました(笑) しばらくはこの仕様で。




アメリカMAC製のメッキマフラーを付けてみた。重量は純正16.2kgに対して8.6kgと2本出しとしては意外にも軽量。エキパイも薄肉で軽い。同時にオーダーしたバンス集合管はエキパイが超重い。
レトロ感あり見た目はいいがやはり豪快なアメリカンサウンド、轟音。 サイレンサーがリベットでばらせるのでウール巻くといいかも知れない。
ツーリング行く予定もあったのでこの轟音ではと、1日でノーマルに戻す。最後はやはりヨシムラの静かな2本出しかなぁ。


2014/6/19 
ODO:5580km YOSHIMURA 2本出し




ヨシムラの静かな2本出し、4ヶ月待って完成。なかなかいい音してる、これはよく調律されているサウンドだ!重低音でV-maxみたいな音がするぞ。。
上のMACの音にも似てる。MACよりは静かだが総じて全然静かではない(笑...。 バナナ管の集合らしく少し甲高い快音を比較し、静かな重低音パラレルユニゾン奏でてる?って感じ(笑)
スタイルも何だか良くわからない中途半端なスタイルがいい。重量6.1kgと軽い。

&STACK装着。


2014/7/20 ODO:5643-6021km 琵琶湖へ



琵琶湖のミーティングへ息子とタンデムで行ってきました。すっごく懐かしい仲間と、初めてお会いする熱い方々、いつもの方やご近所の方々とおしゃべり。夏の暑さと帰りはスコールにやられたけど楽しかった!!!
マシンは、往復380kmほどのツーリングでしたが、サスペンションが特に良かった。ポジション、ステップ位置、シートなどもツーリングに最高で疲れ知らず。
長いホイールベースや細いバイヤスタイヤも良い。マフラーも控えめな重低音がとーっても良い。帰り道では燃焼室のカーボンもとれ、更に慣らしが終わった感じがあり、パワーフィールが確実に上がってました。
こいつの唯一の欠点はエンジンからの微振動、これに尽きる。。スズキの荒削りなフィーリングは嫌いではないけど、GSX系の最大の欠点でしょう。ハヤブサは良くなっていると思うけど。。
両手(特に右手)とタンデムステップの振動は凄いです。それなりの乗り方は心得てるけど、対策を考え中。。
しかし前乗ってた現行BMWやウルトラカスタムドカと比較しての話なので、30年前のほぼノーマルバイクとしては上出来です(笑)



2014/10/26 ODO:6115-6436km 香住ツーリング340.76 km



F1の仲間、酒さんのお誘いで兵庫の香住にツーリングに行ってきました。天気も最高で最高に気持ちが良かった。
今回もカタナは充分期待に応えてくれました。往路が寒くて去年付けた(Amazon\5000)グリップヒーターが役に立った。今回も感じたことは振動対策がやっぱり必要かなあ。ということ(笑)


ノーマルブレーキマスターはいくら整備しても動きがキシキシするので、シルキーbremboタッチとの違いは明らか。これは価格以上の価値あり。
また、常時ブレーキレバーに2本指を置く癖があるので痺れて仕方なかったが、brembo RCSマスターのお陰で振動が緩和された。






2015/9/17

久々の更新ではありますが、、実家への引っ越しを控え断捨離を決意。資金難もありノーマルに戻してオークション出品致しました。この"日本の誇り"は息子に託すはずでしたが残念です。
しかもあのDUCATIも...。ひとまずバイク降りることになりました。飽きっぽく変化が大好きな性格なのにこれだけは落ち込み悩みました。
人生色々ありますね。ひとまず体一つだけでシンプルに生きて自分を磨いていこうと思います。




車(Audi S8)も売って、ひとまず電気自動車(TESLA)1台っきりになります。またその電気自動車のレポもどこかで綴って行こうと考えています。
ボケ防止に(笑)また絶対バイクに乗りたいので、次はどんなバイクに乗るのかな?ドカかBMWか国産か、電気スクーターか(笑)。
今のところ自分の欲求を満たすバイクは、タンデムが条件になるので、やはりDUCATI F1(そのためF1ダブルシートは死守..)か、カタナのボロサビ格安車を治して乗るのが有力です
何年先になるかわかりませんが、購入後こちらに必ずアップしますので楽しみにしていて下さい。



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